Works症例紹介
【病気紹介】猫の甲状腺機能亢進症とは
2022.02.01
甲状腺機能亢進症とは、甲状腺にマスができることによって甲状腺ホルモンが過剰に分泌する疾患です。
猫に代表的な内分泌疾患で、高齢猫での発症が多くなっています。
猫の甲状腺機能亢進症の症状
体重の減少、食欲の低下、活動性の亢進、多飲多尿、嘔吐、下痢、多食、毛艶が悪い、頻脈、高血圧といった様々な症状が見られます。
猫の甲状腺機能亢進症の診断
腫大した甲状腺の触知や、血液検査、超音波検査、甲状腺ホルモンの測定により診断します。
猫の甲状腺機能亢進症の治療
抗甲状腺薬を用いた内科療法、マスができている甲状腺の外科的摘出、食事療法があります。
獣医師からひとこと
猫の甲状腺機能亢進症は甲状腺だけでなく、腎臓や心臓も関係していることがあります。
慢性腎臓病を併発している場合は治療がうまく進まないこともあります。
元気が良かったり、たくさんご飯を食べているとなると、病気とは思えない飼い主さんもいるとは思いますが、高齢になって食欲が増してくる場合は、病気が潜んでいる場合がありますので病院へいらしてください。
ワンちゃんネコちゃんの体調や予防について等、気になる事がございましたら獣医師までお気軽にご相談ください。
当院は、古河市古河にある栗田動物病院です。
古河市、下都賀郡、加須、久喜からも多くの方にお越しいただいております。
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